失業を機会に、生命保険を見直すべし。
収入があるときは何ともないが、収入ががた落ちになったときに重くのしかかるのが、家賃や公共料金、それから保険料などだ。
生命保険、学資保険、自動車保険など、必要だと思って加入していたが、果たしてこれが妥当な出費なのかどうか、それさえ怪しくなってくる。
今までは収入があったから、何気なしに支払っていたものでも、失業中や賃金ダウンに見舞われたら、支払うのに四苦八苦してしまう。
こういう場合は、現在の生活費を徹底的に見直して、無駄をどんどん削っていくべきだろう。
探してみると、意外にムダな出費が結構見つかるものだ。
お金がないと、いらないモノが本当にいらなく見える
お金がないと、必要でないモノが本当によく見える。
今までどうしてこんな金遣いをしていたのか、ビックリするようなことも多い。
たとえば携帯電話やインターネット接続料。
使わないプランに加入していたりして、毎月数千円存している場合がある。
またマイホームのローンは当然だが、生命保険の掛け金が、実は馬鹿にならない。
月々数万円も保険料に支払っていたとしたら、失業中は到底生活なんかできない。
借金の利払いは、どうしようもないが、保険などは契約を見直すことができる。
だからもう一度ここで、契約を再考すべきだろう。
保険料というのは、いろんな付帯契約を付けてふくらんでいるものだし、長年に渡って支払うものだから、いつの間にかとんでもない金額を支払っている可能性も高い。
確かに保険は万が一の事態に備えて必要なものではあるけれど、実は共済保険などと組み合わせれば、かなり安い掛け金で、十分な保険金を受け取ることができたりもするモノだ。
案外こういうコトを1つ1つ見直していけば、収入が戻ったとき、思わぬ大きな可処分所得が生まれるかも知れない。