これから雇用が増える分野とは?

2008年から始まったサブプライムローンとデリバティブ由来の世界大不況は、マスコミによると百年に一度の大不況だと言われている。

 

ところが実は、何年も前から人材不足で汲々としている分野もたくさんある。

 

介護や老人医療関係などを初めとするサービス業では、ヘルパーは全然足りないし、またこれだけ医学部受験が加熱している昨今でも、救急医療で受け入れを断られた妊婦や病人が死んだりして、医師不足が明らかになっている。

 

教育関係でも、団塊の世代がリタイアしたあとは、公立学校の教員が不足するという予測が出ており、日本の社会が老齢化に向かうに伴い不足する職種がたくさんある。

 

だからどんなに大企業でも、昨今では、「ここに就職すれば将来まで安心」という確信は持てないけれど、手に職を付ければ2~30年先まで安泰な仕事はたくさんあるってことだ。

 

製造業からサービス業に雇用がシフトしているのが現実

今現在は、製造業の派遣社員の首切りが大きく取り上げられているけれど、製造業ではこれから契約社員や正社員もリストラの対象だ。

 

アメリカの大企業のように「明日から来なくていい」と宣告されることも、明日は我が身に起こりうる。

 

かと言って、国や会社に救いを求めても、実は製造業自体が縮小の方向にあるので、今までのように製造業で職を得ようとしても無理な話。

 

不況のせいだとか会社のせいだとか嘆いていても、明日からの自分に何もプラスにはならない。

 

自分自身で、他になにかできないかと考え、そしてこれからどういうスキルを手にすればよいか、あるいは節約したり資産所得を増やす手がないか、頭が痛くなるまで考えるしかない。

 

失った職に未練を持っていれば、新しい仕事先の面接でも好印象を持たれることは不可能だから、ここはもう踏ん切りを付けて、新しい職種に目を向けたものが未来を切り開ける人材ってコトだね。

 

40代、50代の再就職がどれだけ難しいことかは、私もつい最近経験したことだけれど、いつまでも好条件を探していても見つからない。

 

製造業と比べると、サービス業というのはホントに安い給料しかもらえない。

 

毎日10時間以上働いて、月給13万とかザラだからね。

 

が、それは逆に言うと、製造業で働いていた人が、今まで恵まれすぎていたということの裏返しだ。

 

体が強くなく、サービス業でしか働けない人間から見たら、製造業で働いて稼いでいる人っていうのは一種のエリートだ。

 

だから感謝こそすれ恨む筋合いなど本当はないはず。

 

会社都合でリストラされたとしても、これまで仕事を頂いていたことに感謝できるくらい、新しい仕事に真正面から取り組むべきだろう。

 

スポンサーリンク
就職(スマホ)

★【文例集付】知らないから落ちる面接の4点減点法


Twitter
Facebook
LINE
はてな
ポケット



転職エージェント リンク

20代の転職 第二新卒の仕事探し
マイナビ転職エージェント
保育士 転職なら

Javaプログラミング講座
売れてます